読書くんがおすすめする21世紀に読むべきビジネス書

年間数百冊を読んでいる読書くんが、21世紀に読むべきビジネス書をおすすめしていきます。

【ビジネス全般】マクロウィキノミクス ドン・タプスコット&アンソニー・D・ウィリアムズ

こんばんわ、読書くんです。

 

 

ウィキノミクスとは?】
著者のドン氏はイノベーション、メディア、グローバリゼーションに関する世界的な権威。本書では新たなビジネスモデルの構築を実現する手法についてご紹介。

ハイチ共和国の大地震の5日後、携帯から発信されたメッセージで一人の少女が助けられた。ボランティアの中心に、ウシャヒディというケニアの小さなソフトウェア開発集団がいた。 彼らは被害状況を伝えるサイトをつくり、書き込みメールやTwitterが地図に反映されるように設計していた。政府機関が同じ事をやろうとしたら、多額のお金と1年以上の歳月がかかっただろう。それが数日のうちに、税金は一切使われずに災害情報サイトがつくられた。

ウェブを活かした新たなツールを巧みに使い、もっと豊かで、公正で、住み良い世界の構築に寄与しようとする事で、イノベーションが生まれる。 今は人類史上初めて、世界のどこからでも未来の創造に参加することが可能になった。

2007年に発行された前著「ウィキノミクス」ではマスコラボレーションにより、ソーシャルプロダクションを実現する新たな方法として定着すれば、ティッピング・ポイントに達して地球規模で商品やサービスが一変すると説いた。ウィキノミクス=ビジネスにおけるマスコラボレーションの技術と科学。ウィキノミクスが、マクロの社会に適用されるようになったのが現代。 今回これをマクロウィキノミクスと名付けたのである。

ウィキペディアリナックス、ヒトゲノム計画のように、大規模なコラボレーション作業が進行中のものもある。個々のスキル、アイデア、知性を大規模に集結させれば、未来や未来の世代に向けて社会構成を変える事が出来る歴史的瞬間を迎えている。問題は、コラボレーションから生まれる社会的、経済的イノベーションを受け入れる準備が社会に出来ているかである。

本書では我々がインターネットという技術によって、非常に面白い時代を生きているとともに、その恩恵を拒むのも自分たち自身であることを問いてくれている、非常に興味深い本であった。(あ、なんか僕の口調も固くなってきてしまった笑)

本のおかげで、僕たちは一段高い視座を瞬間的に持てる魅力がありますよね笑 ぜひ手にとってみて!

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ではではー

【経営】道をひらく 松下幸之助

こんばんわ、読書くんです。今回がここ最近の松下幸之助先生締め笑

 

道をひらく

道をひらく

 

 

【人生という道】
さて、もう言わずもがな、幸之助先生のお言葉は脚色いたしません笑 要約という名の抜粋をお届け

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・道
自分には与えられた道がある。 天与の尊い道がある。 どんな道かはしらないが、他の人には歩めない。 のぼりくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ 汗するときもある。

・素直に生きる
逆境 それは人に与えられた尊い試練であり、この境涯にきたえられてきた人は まことに強靭である。 古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を 数多く持っている。 まことに逆境は尊い。これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、 逆境でなければ人間が完成しないと思い込むことは、一種の偏見ではなかろうか。 逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。 要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。 謙虚の心を忘れぬことである。 病

・生と死
人生とは、一日一日が、いわば死への旅路であると言えよう。 生あるものがいつかは死に至るというのが自然の理法であるかぎり、 ものみなすべて、この旅路に変更はない。 ただ人間だけは、これが自然の理法であることを知って、この旅路に対処することができる。 いつ死に至るかわからないにしても、生命のある間に、これだけのことをやっておきたいなどと、 いろいろに思いをめぐらすのである。これは別に老人だけにかぎらない。 青春に胸ふくらます若人が、来るべき人生に備えていろいろと計画するのも、これもまた 死への準備にほかならないと言える。生と死とは表裏一体。だから、生の準備はすなわち死の準備である。 死を恐れるのは人間の本能である。だが、死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れた方がいい。 人はいつも死に直面している。それだけに生は尊い。そしてそれだけに、与えられている生命を最大に 生かさなければならないのである。それを考えるのがすなわち死の準備である。 そしてそれが生の準備となるのである。 おたがいに、生あるものに与えられたこのきびしい宿命を直視し、これに対処する道を厳粛にしかも楽しみつつ 考えたいものである。
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何を書いても一言一言が重たい。マコト傑物。松下幸之助先生作は一通り目を通しましょう。

ではではー

【ビジネス全般】ITビジネスの原理 尾原 和啓

こんばんわ、読書くんです。今回はIT界の有名人、尾原氏の著書。

 

ITビジネスの原理

ITビジネスの原理

 

 

【インターネットは何を変えたか】
以前ザ・プラットフォームにて経歴は紹介したので今回は割愛。

本書は昨今騒がれているインターネットってなんなんだっけ?ということを丁寧に紐解く本。

・インターネットは、ある一面で確かにビジネスのあり方を大きく変えた
ビジネスで利益を得るとは、安いと感じているところから仕入れて、高く感じているところへ売るとうのが基本のキ。大航海時代のヨーロッパによる香辛料貿易では、インドにとって「安いと感じ」、 ヨーロッパにとって「高価と感じる」香辛料という商品で利益を得た 。

インターネットの出現によって、二つの場所がどんなに離れていようが、相手の事情が手に取るように分かるようになる 。場所による価値の違いを金に換えるというビジネスモデルが成立しにくくなった 。インターネットは「価値の差」が「情報の差」に置き換わることで、ビジネスとして成立しているのが、これまさに本質。。。

その中でもコンテンツ課金が成り立っているのは面白い。北風的課金が「怪盗ロワイヤル」 ⇒ゲームの主要要素としてユーザがハマる「交換」「収集」「育成」「対戦」のそれぞれの部分で課金。他人との競い合いの中でお金をずっと払うことになり、やがてお客が離れる。 太陽的課金⇒「パズル&ドラゴンズ」。ゲームに費やした回収できない時間を無駄にしないため、ゲーム続行などにお金を払う。無料でもずっと遊んでいることができ、お客は離れない 。

・消費されるコミュニケーション
ここからがまた面白い展開。インターネットにより情報発信コストが下がったことで、経済的、心理的、そして物理的なコストを、インターネットやモバイル端末は大きく軽減した。情報を発信することで、自分が豊かになり、読者からの反応、言語化による理解の深まりが進んだ。Facebookで「いいね」で認められたのは記事だけではなく、自分の存在そのものを認められたという気持ちになる。現代はとくにこのオナニー的承認欲求情報発信が増えている。もうこれが苦痛で苦痛で・・・笑

引き続きインターネットは新しい当たり前をつくりだしていく。それに対しいかに頭を柔らかくネット社会と向き合うかだなあ、とつくづく感じている読書くんでした笑 ぜひ一読を。

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ではではー

【分析】ヤバい統計学 カイザー・ファング

こんばんわ、読書くんです。タイトルのキャッチーさに釣られて、ついつい購入してしまいました笑

 

ヤバい統計学

ヤバい統計学

 

 

【ばらつきという概念】
著者は統計的手法を広告やマーケティングに適用する統計のプロフェッショナル。名前がすでに日本的にはドキュン感があり好き笑

本書はまず統計の基礎的な歴史から振り返ります。
平均の概念が生まれたのは1831年。ベルギーの統計学者アドルフ・ケトレーが平均人を提唱したと言われています。統計学は、ばらつきの研究とも定義できるので、この平均という概念は超大事

例えばディズニーランド来場者の一番の不満は長い行列。1滞在8~9時間のうち、3~4時間は並んでいる。この時、待ち時間は、収容人数の設計が原因ではなく、ばらつきが原因。ディズニーのテーマパークは需要の最大90%を満たす設計になっており、理論上は余裕がある。

しかしアトラクション毎、時間毎に混み具合は変わる。絶えず変化する需要に対応するには、圧倒的に大きい収容人数のアトラクションが必要。でもそうすると採算がとれないので、そこに完璧に対応することはできないんですね。

これは高速道路の渋滞も同様で、信頼できる、つまりばらつきの少ないルートを選ぶ賢明な判断をする人もいる。渋滞のボトルネックが構造のケースは40%程度。ほかの40%は事故や悪天候が原因。なので多くの交通専門家が、道路をつくって渋滞をなくすことは出来ないと指摘しているんです。

 

統計学者の考え方】
統計学者には、モデラーという、知識や経験に基づく判断をする特殊な人達もいます。疫学でも統計学が役立つんですが、まさにO-157のときがそうですね。しかし、原因と結果を結びつけるのは、原因となり得る要素が多すぎて難しい。感覚、直感で袋入りホウレンソウが危ないのでは?と仮説を立て調べる必要がある。 とはいえ多分様々な統計的練習をしてきたひとが、直感で立てた仮説というのは強いんだろうな、と思います。

内容は全うでそんなやばくない統計学の本w 是非手にとって見て下さい。

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ではではー

【マネジメント】リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助

こんばんわ、読書くんです。今回は全然久しぶりではない松下幸之助先生の一冊w

 

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

 

 

【素直な心】
相も変わらず幸之助先生の言葉を脚色する勇気はないので、要約という名の抜粋箇条書き系でいきたいと思います笑

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・物事の本質を見る眼
素直になれば、物事を色眼鏡で見ないようになる。 赤は赤、黒は黒に見えるようになる。本質が見えるようになる。そうすると過ちが少なくなる。 融通無碍な人間になれる。

・正しさを貫く
戦術・戦略も大維持。しかしそれ以上に、何が正しいかということを忘れてはならない。 そうでなければ大事は決行できない。

・よいことは素直に取り入れる
誰の言うことでも一応は素直に聞く。いいなと思ったら素直に取り入れて実行する。 人の意見を聞くときは、虚心になって、私心をなくして、素直な心で聞く。 そうして他人の知恵才覚を授かる。そのむずかしくないことを、人はなかなかできない。 そして失敗する。

・成功のコツをつかむまでやめない
一事に成功すれば万事に成功する。一事に成功できない者が、あせって万事に手を出してもそうそう成功するものではない。 まずは成功のコツをつかむまで努力をやめない。そして、使命感と気力、この二つなくして真の成功はない。

・人間の本質を知る
われわれ人間は、お互いに「飼いあい」をしていると考えればいい。だから、成功しようと思うのなら、 まずは「相手の本質を知る」、つまり「人間というものはこんなもんや」ということを知る。 そこから出発していけばいい。

・初志を貫いて生きる
一事を貫くということは、むずかしいようで非常に効率的である。いやだと思う仕事でも、 腹を決めて取り組む。初志を貫くことで道はひらけてくる

・人情の機微を知る
人情の機微は教えることができない。学ぶのではなく、自分で悟るしかない。 しかしその人情の機微こそが、人生の根底であり、いちばん大事なことである。
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やっぱり金言だらけ笑 まだ読んでない人は買おう。電子書籍派のあなたはhontoで

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【ビジネス全般】最高の仕事ができる幸せな職場 ロン・フリードマン

こんばんわ、読書くんです。今日は組織のお話。

 

最高の仕事ができる幸せな職場

最高の仕事ができる幸せな職場

 

 

【生産性が高まる職場とは】
社会心理学者のロン・フリードマン博士の著書。

幸福な従業員は生産性や創造性にすぐれ、質の高い顧客サービスを提供する。しかし工業生産主体の時代には、成功する職場作りは、効率性を高めることを意味し、従業員が働きながらどう感じるかは二の次だったよねと。

知性、創造性、対人スキルを活かすことができる環境が求められており、幸福な職場を作る秘訣は、多くの出費をすることではなく、従業員が最高の仕事をできるような環境を整えること。(ここの「最高」の定義は実は会社によって違うとは感じているんですよねー)

【失敗の好循環】
協調性の高い環境であれば、上司や同僚との関係が良好なほど、失敗は多い。仲間との絆が強くなると、失敗の報告が増える。失敗が学習の自然な過程と見なされるなら、失敗を隠す必要がなくなるから。

また人は屋外の環境に近い場所にいるときに幸せを感じる。狩猟採集民は生存のために外に出なければならず、それは食料、水、他の人々の近くにいたため。頻度は大きさよりも重要 で、小さな喜びが何度もあるほうが、大きな喜びがまれにあるよりも、長期間幸福でいられる。つまり、年に1度の楽しいイベントは4回にすべきであり、年末のボーナスよりも、少額を4回に分けて出すほうが効果的 ・変化が順応を遅らせる 。(心理学は本当にビジネスに直結するなあと。)

脳は環境にすばやく適応するので、どんなに前向きな体験でも、何度も繰り返せば関心は薄れる。なので幸福度の観点から言うとモノよりも経験のほうが価値があることが多い。 よって経験の提供(気球に乗る、ワインの試飲講座など)は、同額の物品(液晶テレビ、スーツなど)の贈与より大きな幸福感を与える。

仕事の報酬は仕事だ、とかよくわかんないこと言う偉い人が世の中に多くいるけど、あながち間違ってないんですよね笑 幸福になりたい人は一度手にとって見るといいかも笑 

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【ビジネス全般】仕事が速くなる!問題解決フレームワーク 西村克己

こんばんわ、読書くんです。今回はあまり好きじゃない横文字、フレームワークについて笑

 

 

フレームワークを使う理由と使い方】
著者の西村氏はもちろん経営コンサル(笑)。まあこういう本格派がフレームワークって口にだすのは良いんですが、にわかがフレームワークって連発するのがいらつくんです笑

・なぜフレームワークを使うのか
いかに優れた部分最適も、全体最適には勝てない P.F.ドラッガー
というありがたい発言があるように、まず全体観を持つことが重要だと。問題の全体像を把握する枠組みがフレームワークなんですね。

物事の+要因、-要因を書き出して比較するだけでも判断の元になります。ポーターが提唱した競争のフレームワーク、5フォースを考えるは非常に有名。同業者、新規参入者、買い手、売り手、代替品の脅威を5つの競争要因としているフレームワーク

あとは例えばマッキンゼーの7S。企業の全体を把握するのに良いんですよねー。ハードの3S…組織、戦略、システム。 →ソフトの4S…人材、スキル、スタイル、価値観など。

考えるってのには目的があるからにして、型があるほうが思考がすっきりするのは想像に固くないですよね。それが経営コンサルという知識層が作った型ならなおさら笑 省ける手間は思いっきり省こう、がモットーの松本としてはオススメの本でした笑 

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