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【人事】「強い会社」を作るための採用・育成のしくみ 河本英之

こんばんわ、読書くんです。今回は採用・育成関連!読書くん、役職者なのでここらへんの話は避けては通れないんですよねええええ。

 

「強い会社」を作るための採用・育成のしくみ

「強い会社」を作るための採用・育成のしくみ

 

 

【良い採用とは??】
本書は採用は採用でも、新卒採用に焦点が当たっているようです。とはいえ、根本は同じ(もちろん細部は違う)。新卒採用だろうが中途採用だろうが、採用に関わる人には有益な情報が詰まっています。

その中でも印象的だったのが「ミスマッチがローパフォーマーを生み出す 」というワード。これは確信をついてるんですよね。簡単に言うと本当はハイパフォーマーでも、何かしらのミスマッチが実は生まれている採用だと、全然実力が出せずに萎れていくんです。

一番顕著なのが「社風」ですね。つまり会社の雰囲気に合わない。そうなるとどうなるかというと、誰とも仲良くなれないんです。どんなハイパフォーマーでも孤立無援の中でパフォーマンスを出すのは相当キツイ。もちろん営業会社でずっと一人で戦うんだ、くらいの気概ならいいですが、世の中のほとんどはそのパターンはいません。

なので採用で一番避けなければならないのが「社風のミスマッチ」だと読書くんは考えています。

さて一番最初に一番大切なことを言ってしまったので、あとは蛇足w採用戦略の立て方について記載があったので要約を記載しましょう。

・採用戦略で欠かせない3つの視点
⇒自社視点、競合視点、学生視点という3Cで考える
⇒企業の魅力を整理するフレームワークを用いて分析
①ブランド、価値観 ②事業、仕事 ③人、風土 ④制度、環境

この分析がどの企業も本当に甘い。。。。これ、24時間365日考え続けなきゃだめですからね?市場も変わるし、ライバルも変わるんだから。

何故か採用となると、候補者次第~といってさじを投げる人が多いです。自社製品が売れないと営業担当を死ぬほど詰めるくせにね笑 採用も戦略的にやれば必ずうまく行きます。一番大事なのは改善しつづけること。とある記事でKaizenPlatformの須藤氏が言っていました。少なくとも3回はトライアンドエラーをしないと成果はでないと。裏を返せば濃密にトライアンドエラーを3回繰り返せば、大体何かしら成果はついてくるということです。

なんか本の紹介より読書くんの見解が遥かに多いという意味の分からない回になって恐縮ですが是非一度お目通しを!笑 電子書籍派はhontoさんで。
ではでは