【人事】間違いだらけの「優秀な人材」選び 奥山典昭
こんばんわ、読書くんです。今回は読書くん得意の人事系。
【本当に難しい人材の見極め】
本書は概念化能力開発研究所 所長奥山氏の著書。なんて怪しい会社名・・・笑
名前がよくわからないとは思いますが、簡単にいうと組織に関わる全ての点でコンサルしている会社です。
そもそも優秀な人材とは?の定義から始まる本書。
「本当に仕事ができる人」とは「生産性の高い人」。いちいち指示しなくても自分の頭で考え自分から動ける、目先の対応のみに追われず、本質的問題解決へ向けて議題を形成できる、経営トップや上位者のイメージを具体的に形に落とし込める、経営者に近い意識を持ってコストやリスクnマネジメントに尽力できる、ロイヤリティーが高く、会社への貢献意欲をモチベーションに繋げられる、これすなわち生産性高く動ける人であると。もうこれを満たしたらスーパーマンですね笑
また、生産性を高めるための命綱「2大キーポテンシャル」という概念も説明しています。
①成果管理能力(=組織のために動く力)
②概念化能力(=思考する能力)
「2大キーポテンシャル」を活性化させる「サポーターキーポテンシャル」
③内部強化能力(=モチベーションを高める力)
④外部受容能力(=新たな情報を獲得する力)
【成果管理能力】
①当事者意識 ②成果意識 ③目標を定める力
④収束する力 ⑤リーダーシップ
【概念化能力】
①思考する意欲 ②情報を集める力 ③情報を選ぶ力
④情報を結びつける力 ⑤理論を高める力
【内部強化能力】
①ワークスタンダード:自分自身で決める仕事のハードル
②自立性:絶対的価値観
【外部受容能力】
①情報を精査する能力
②情報を取り込む能力
やっぱりこういう系の方々は分類化がうまいですね。読書くんの友達がふと口にしていたことで「優秀な人ってのは仕分けができる人だと思う」といっていました。これは業務しかり、思考しかり、整理が上手な人であると。理系の人にこういうタイプ多いので羨ましいですよねー。
採用も育成も、何かしら人材について思いをはせている人は一読してみるといいと思います。
本が苦手な人はまずフライヤーで検索。
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ではではー