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【ビジネス全般】覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 池田貴将

こんばんわ、読書くんです。今回は一時期流行った超訳シリーズ。その中でも昨年くらい?に流行った歴史系の人物の一冊です。

 

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

 

 

【時代を変えた松下村塾
ということで、今回は吉田松陰超訳吉田松陰といえば、明治維新の立役者たちを数多く輩出した松下村塾の塾長。その世界観に多くの人達が惹かれました。松下幸之助氏との時と同様、これほどの人物の言葉を脚色する勇気はないので、要約という名の抜粋をさせていただきます笑

・すべての問題の根本は自分の中にある
計画がうまくはかどらずに悩んだときは、外部に答えを求めることなく、「まず自分はどうあるべきなのか」ということを雑音から距離を置いて考えること。愚痴をこぼせば楽になる。しかしその先には「惰性」しかない。簡単に「憂さ晴らし」せず、憤りをかみ砕いて、ぐっと呑み込むことができれば、それがいつか物事を変える力になる。

・「他人事」の空気に呑まれない
「これからどうなっていくんだろう?」という主体性のない言い方をする人とは、かかわりあう価値がない。自分が属しているものはすべて、「自分にできることはなんだろう?」と自分自身の問題として向き合うべき 。自分の生きる道を知る人は、いつも地道でありながら、その行動には迷いがない。そして自分の言葉で、自分の行動をごまかすことを最低の恥とする。ひいては、自分だけではなく、この分野そのものを良くしようという志を立てて、いっそ世界をまるごと抱きかかえるくらい、心のスケールを広げよ。こちらから、競争相手に対して敬意を示す。新しいことを学び、目標に向かう行動を増やす。限界を何度も超えて、完全にやり尽くしたという瞬間に「自分の本分」が、かすかに見えることがある

惜しみなく教え、頭を下げる
「あいつはよく勉強している」と言われるような人は、よく本を読んだり、調べ物をしたりしているのではなく、その道をきわめようとしている。ただその道をきわめようとするだけではなく、後からやって来る者に対しては、自分が知っていることを、惜しみなく教えようとする 。「学」とは本を山ほど読んだり、自分の考えを広めたりすることではなく、自分の生き方を追求し、世の中の役に立つものを届けること。「武」とは、喧嘩の腕を磨いたり、権力を手にすることではなく、なにに対して命を注ぐかを明確にし、その迷いを断ち切ること。なんでも、「最初の決心」というものが一番重要 。事をはじめるのに大切なことは、シンプルに、心の底から「この道をきわめたい」と叫ぶことができるかどうか

物事を成就させる方法はただひとつ、「覚悟すること」。止まることは許されない、進まなければ、退化する。途中でやめれば、すべてが無駄になる。常識を壊すのはロマンチストの役目で、その道を保守するのは頑固者の役目 。農業は一年で一回りするが、人の寿命というものは決まっていない。その人にふさわしい春夏秋冬がある。


本の下りは響きましたね、読書くんだけに笑。ちゃんと人に伝えていこうというのを改めて覚悟しました。みなさまもぜひ手にとって読んでみて下さい。
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ではではー