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【ビジネス全般】魔法のコンパス 道なき道の歩き方 西野 亮廣

こんばんわ、読書くんです。今回は連日Yahooニュースをにぎやかす西野氏の一冊。

 

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

 

 

【考え続け挑戦し続けることを習慣化する力】
素敵なポエマーの西野氏(褒めてますw)。芸人さんや一般人の間では相当ディスられることが多いですが、ベンチャー企業で日々世の中を変えようと悪戦苦闘している読書くんには非常に胸に刺さる言葉が多く、いつも参考にしています。

 

特に「生き方のマーケティング」がすごく上手い。世の中における自分の認知を正しく捉えており、全て利用している。先日ブログでアンチ活動を辞めたアンチの話をしていて非常に秀逸でしたw(是非ブログを!)。さて前置きが長くなりましたが内容に少しずつ触れていきましょう。

 

「失敗も、挫折も、痛みも、いつかは必ず過去になる。その時、その過去を変えることができる。失敗したところで終わるから「失敗」が存在する。何度失敗しようが、そのたびに工夫し、ネガティブな過去をポジティブなものへと転換し、成功するまで続ければ、それらの失敗はすべて成功のために必要な部品となる。」

 

成功してきた人に成功の秘訣を聞くとよく返ってくる「成功するまで続けた理論」をもう少し細かく解説してくれた良文。なぜ続けることが成功の要因なのかは、失敗が必ず次の糧になるから。もちろん失敗を失敗として放置してはいけず、なぜ失敗したのか、その失敗をどう活かすのかを考える姿勢と思考能力は必要ですが。


「まず「問い」を持つ。「問い」を持つ癖を身につけなければ、面白いことは何一つ始まらない。しかし、自分の人生を賭けるほどの「壮大な問い」は、自分にとって「居心地が良い場所」にはあまり落ちていない。それは、すでにその場所にあった「壮大な問い」は、すべて誰かが解決してくれたからだ。人生を賭けるほどの「問い」を見つけるには、居心地の悪い場所に立つ必要がある。そして、「問い」には必ず「答え」が埋まっている。まずは、誰も踏み入れていないような足場の悪い場所に行く。」

 

上記も西野さんだからこその本音。ひな壇という場所に立つことを辞めることは、世間が思うお笑い芸人のイメージを真逆に行くこと。そしてさらに絵本書いたり街作ってみたり(笑)、どんだけ逆境に身を置くんだよとw。それでも自分の得意を活かし、結果的に独自の地位をきっちり築いている。考え続ける、問を持つ習慣力がすごいんだろうなあと。

 

本書はどんな人でも必ず一つは心に刺さる言葉がある本だと思います。紹介した文章はもちろん触りも触りなので、是非手にとって見て下さい!ではではー