30代で日系企業から外資系企業に転職したお話
こんにちは、読書くん改め外資ITで働く人です。すごく久しぶりに改名して現れるのも恥ずかしい話ですが、最後の記事からだいぶ自分の環境が変わったので、思い切ってガラッと変えてみようかなと。
というのも一番の変化は、なんと30歳にして日系から外資系への転職に成功しました!(自分に拍手してあげたい笑)。日系から外資系への転職チャレンジしたことある人ならわかると思うんですけど、これなかなか大変なんですよ。。。
しかもこの種の転職の中ではハードモードな条件そろってまして
・英語が必要な職種で
・なんちゃってIT系からゴリゴリIT系への業者チェンジ
だったんです。もはやわかる人からすると、よく採用してくれたね笑、と採用した企業の基準を疑うでしょうね、、、私もよく採用したな我が社、と未だに思ってます笑笑
まあなぜこんな奇跡的に上手くいったのかをかいつまんで話していきましょう。
1.経験者が市場に少ない職種だった
まず1番大きい要因はこれです。私はカスタマーサクセスマネージャーというロールで働いています。これはSaasというビジネスモデルが生み出されたことで出てきた職種です。横文字すぎてうざいと思うので簡単に言うと、売った後にサービスを活用してもらうための伴走担当です。まあ今回はSaasやカスタマーサクセスについて語る回ではないので、よければこの本を読んでみてください。
カスタマーサクセス――サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則
- 作者:ニック・メータ,ダン・スタインマン,リンカーン・マーフィー
- 発売日: 2018/06/06
- メディア: Kindle版
この職種の経験者は非常に少ないため、募集をかけたときに経験者に行きあたることは少なく、素養がありそうな人を採用して育てていくことが多いです。つまり経験者というだけで書類選考を通過する確率がグッと上がります。日系なんちゃってITベンチャーにいた自分が、外資ITの書類選考を通過できた最も大きな理由はここでしょう。
2.英語ができそうな経歴だった
「ここ卒業してんなら最低限英語行けるでしょ」と思われる大学をたまたま卒業してました。このおかげで英語実務経験がなくとも書類選考を通過できました。
また外資系への偏見として「英語必要なんでしょ?」というものがありますが必ずしもそうとは限りません。例えば外資の営業職は海外の製品を日本市場で販売することがミッションですから基本的に売る力さえあればいいのです(最低限英語の読み書きができたほうがいいですし、英語ができる方が本社から情報取りに行けるので尚良いには良いです)。
そして私の職種はというと、その会社においては読み書き必須、と言った程度。すでに働き始めてまあまあ経ちましたが、今のところ会議で英語での会話が求められたことはありません。まあこんな感じで会社による、といったところです。
3.外資であれば若手に分類される年齢だった
よくある話ですが30代になるとポテンシャル採用枠はなくなると言われています。事実そうでしょう。しかし若手として扱われれば、ポテンシャルも考慮してもらえるのも事実です。
そして外資は専門職の集まりだけあって、大手でなければ平均年齢は高いです(中小規模は新卒採用やってないから)。そのおかげで30歳でも若くて伸び代がある年齢と見なしてもらえたのも大きかったですね。
4.カルチャフィットを重視する採用だった
これはおまけ程度ですが、カルチャーフィット重視の採用だったことも後押しになりました。私の他に最後まで選考に残った候補者がいまして、どちらもカスタマーサクセス経験はないものの、業界や業務経験からすると明らかに私よりフィット感が高い人ばかり。。。それでも頭ひとつ抜きん出ることができたのは、その会社のカルチャーに馴染めそうだったことも大きかった様です。仕事ができても組織に馴染めず、組織として成果が出せないと意味がない、といった観点があったおかけです。
この転職経験から私はますます「キャリア」というものに目を向ける様になりました。また若い頃は目を背けていた「お金」についても、最近目を逸らさずに考えられる様になってきました。なぜなら外資の人たちは「やりがい」という言葉に搾取されることなく、まず「お金を稼げる」ということを隠すことなく大事にしているからです。
というとこで本ブログでは今後「外資」「キャリア」「お金」をメインテーマに、引き続き大好きな「読書」にも触れつつ記事を書いて行きたいと思います。もし本記事を少しでも面白い、参考になると思ったら今後もお付き合いください。ではでは