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【自伝】カーネル・サンダースの教え 中野 明

こんばんわ、読書くんです。今日はクリスマスはケンタッキーのフライドチキン♪で有名な、ケンタッキー創業者、カーネル氏の教えです。

 

カーネル・サンダースの教え 人生は何度でも勝負できる!

カーネル・サンダースの教え 人生は何度でも勝負できる!

 

 

【できることはすべてやれ、やるなら最善をつくせ】
あのふくよかで幸せそうなカーネル像を思い浮かべると、カーネル氏はさぞや順風満帆な暮らしをしてきたのだろう。。。と誰もが勘ぐりたくなりますが、実際は真逆だったことがほんとうにおもしろい笑

農場の手伝いからペンキ塗り
⇒ペンキ塗りから再び農場の手伝い、さらに路面電車の車掌
路面電車の車掌から軍隊入隊
⇒除隊後に鍛冶屋見習いに
⇒鍛冶屋見習いから機関車の灰さらい、機関士に
⇒機関士から弁護士実習生に転身
⇒弁護士の実習生から保線作業員
⇒プルデンシャル保険のセールスマン
⇒保険セールスマンからフェリー運航会社を設立、さらに商工会議所の秘書
⇒秘書を辞め、フェリー会社からも手を引き、アセチレン・ライト製造販売会社設立 ⇒アセチレン・ライト製造販売会社が倒産し破産
ミシュラン・タイヤのセールスマンになるも事故で大怪我をし退職
⇒スタンダード石油のガソリンスタンドを経営も、世界恐慌の影響で破綻
シェル石油のガソリンスタンドを経営し、レストラン、モーテルを設置し大成功
⇒投資に失敗し、さらに巨額の税金の支払いで実質破産
⇒モーテル事業が再び軌道に乗ると州議会議員に出馬も落選
⇒事業不振でレストラン、モーテルを売却。65歳で無一文になる
⇒フライドチキンのフランチャイズ・ビジネスを始め、90歳まで活躍

どんな人生だよ!って思いません?笑 さらにそこから学んだ哲学がいとも単純で面白い笑 これが苦労の末の心理なのかなあとおもわされるところもあります。

『<カーネルのビジネス哲学>
カーネルは10歳の時、家計を助けるために外に働きに出た。カーネルの仕事は、月2ドルで農場主の家の近くにある森の木を伐って更地にするというものだった。しかし、森には鳥やリスが多数いて、10歳の子供はそちらに目を奪われ、木を伐るどころでなかった。1ヶ月経っても決められた場所を更地にできなかったカーネルはクビになる。
⇒えええええ!!???笑

「ワシのビジネス哲学は、月給たったの2ドルの仕事をクビになった時に固まったんじゃ。ワシはただ2つのルールを守ってきただけなんじゃよ。 ・できることはすべてやれ。 ・やるなら最善を尽くせ。 これが何かを達成するための唯一の流儀じゃないかな。」 』

なんかビジネス書というよりも、ひとつの読み物として中々おもしろいです笑
是非手にとってみてくださいー、ではでは