外資ITのお金とキャリアの話

外資ITで働く人がお金とキャリアについて語るブログ

【分析】図解・ベイズ統計「超」入門 涌井貞美

こんにちわ、読書くんです。もう「図解」って書いてある時点で、実際に見てみないと良さが伝わらないことはわかってるのですが(笑)、それでもおすすめしたい一冊!

 

 

ベイズ統計学って??】
まずベイズ統計を聞いたことあるって人がほとんどいないですよね?読書くんはたまたま友人が大学でやっていたので元々耳にはしていました。

ベイズ統計学は、18世紀のイギリス人牧師・トーマス・ベイズが生み出しました。実は結構複雑な定理でそこまで日本で流行っていなかったのですが、機械学習が流行したと同時に、機械学習(深層学習)に必要な定理として重宝されるようになったのです。

さてこっからは実は読書くんも理解しきれてないですが、記載していきます笑。本当参考になるところを触り程度です。解釈いれられるほどの知識はないのでご容赦を笑

ベイズの定理  
Bが起こった時にAが起こる確率=Aが起こった時にBが起こる確率×Aの起こる確率/Bが起こる確率。
・・・再解釈すると・・・  
Dataが得られた時に仮説が成り立つ確率=仮説の元でDataが生じる確率×仮説成立確率/Dataが得られる確率。  
事後確率=尤度(ゆうど、もっともらしい確率)×事前確率/Dataが得られる確率。

(もっともらしい、という言い回しは統計っぽくていいですね笑)

・A,B,Cのドア3つのうち1つが正解。最初にAを選んだとする。その後、Cが違うと判明した際、選択を変更する方が得か? →変更した方が得。BかCになる確率は3分の2、Cがない為Bになる確率は3分の2になる。 →これをモンティ・ホール問題という。

・これをベイズの定理に代入すると、確かにBに変えたほうが2倍になると証明される。


もうここらへんで頭ぱんぱんになりませんか?笑 「超」入門なのに・・・笑
いいんです、おれ「ベイズ」かじってるよって言えればいいんです笑

ってことで流行に乗っかって一度は本書を開いてみて下さい。挫折することほぼ間違いなしです笑 電子書籍で挫折したい人はhontoで笑

ではでは

【ビジネス全般】プロフェッショナルの条件 はじめて読むドラッカー【自己実現編】

こんばんわ、読書くんです。今日は相も変わらず我らの神様、ドラッカー様の著書です。

 

 

【教える組織を作ろう】
ドラッカー様の説明は不要として、本書では個人・組織が自己実現のために行うべき金言が詰まっています。ドラッカーさんの本はいたるところで出ていますし、その考えを真似て同じような内容を書く本も多いですが、それでもこれほどきれいにまとまっている本はないので、繰り返し繰り返し読むべき本だと思っています。

一部抜粋しつつ読書くん的追記を。
情報化社会においては、いかなる組織も学ぶ組織にならなければならない。 しかし同時に教える組織にもならなければならない。教えるときにこそ、もっとも学ぶのである。

勉強の極意で「教えること」ってありますが正にこれなんですよね。ただ、社会に出て教える組織を作るのは実は非常にムズカシイ。もちろん同じ部署でメンターになったり、部下がついたりしたら最低限教えますよ?でもその教えるへの意識はどれくらい高いでしょうか?それが他チームや他部署のメンバーになったらどうでしょう?自分の時間を割いてでも教えますか?

それに対しドラッカーさんは「貢献」というワードを用いて追記しています。

仕事において貢献する者は、 部下達が貢献すべきことを要求する。 貢献に焦点を合わせることによって、横へのコミュニケーション、チームワークが可能になる。 →成果に結びつくためには、誰がそれを利用してくれなければならいないか、という問いが生まれる。

自己啓発と人材育成はその成果の大部分が、 貢献に焦点をあわせるかどうかにかかっている。 「組織の業績に対する自らの最も重要な貢献はなにか」 「なすべき貢献のためには、いかなる知識や技能を身につけるべきか」 「いかなる強みを仕事に適用すべきか」 「いかなる基準をもって自らの基準とするか」 →強い意欲と野心的な目標と、大きな影響のある仕事の追求。

視座を高く持つ人は「貢献」を意識することで、「教える」ということを始めとし多くの人に貢献していく。その結果自分も成長するのであると。

結局ビジネスの世界で楽しみたいなら成長を求められます。まあなにより成長したほうが楽しいです、できること増えるし笑 部活と同じですね。もっと楽しく息をするように仕事がしたいなー、と思う読書くんです笑

ドラッカーさんの本を読んだことがある人もない人も一度是非。電子書籍派のあなたはhontoで。

ではでは

【マネジメント】女子社員マネジメントの教科書 田島弓子

こんばんわ、読書くんです!今回は以前も紹介した田島氏の著書!!読書くんは過去女性のマネジメントに苦労したことがあって、手にとって見ました。

 

女子社員マネジメントの教科書―スタッフ・部下のやる気と自立を促す45の処方箋

女子社員マネジメントの教科書―スタッフ・部下のやる気と自立を促す45の処方箋

 


【日頃の振る舞いが重要】
結論、まあ初歩の初歩として読んでもいいかなというレベル感w。ただ今後女性活躍は推進される一方なので、一度手にとってみてもいいかなと思います。

とりわけ以下は基本事項ですが非常に重要。コミュニケーションについては
ー男性にとってのコミュニケーションは情報を得ること。  
ー女性にとってのコミュニケーションは共感を得ること
これが根底にあることは理解しなければいけません。その上で個人個人様々な違いはあるので、そのタイプによってもっとその人が成長できるコミュニケーションのとり方を模索していくべきだと思うのです。

ただいくら男勝りな女性だったり、分析好きの女性だったりしても、「共感」という基本事項は随所に盛り込んでいかなければいけないというのは読書くんの経験談です。男性と違って単純ではないのですよ笑

また「インポスター症候群」というワードは初めて聞いたので勉強になりましたね。簡単に言うと、女性のほうが自己を過小評価する傾向にあるとのこと。自分の成果であっても周りが有りきである、と考える傾向にあると。なので、自分が周囲から必要とされている実感を持てるよう、女性が何にやりがいを感じているかを考えながら接していくことがもとめられる のです。ここのバランスがめちゃムズカシイんですよ、さらりと言っちゃってくれてますが笑。

これって謙虚な振りして承認欲求が高いとも言いかえられると思うんです。なので読書くん体験談その2なのですが、どんなタイプの女性でも「褒める」ことは忘れてはいけない&否定的にとらえられるような発言をしてはいけない、ということです。(後者は特に相手が弱っているときは要注意w)。ネガティブに捉えられる発言は、その人の中で悪い方向に肥大化していき、いつの間にか心が折れて、来週から出社が・・・なんてケースも見てきました。

ただ、あくまで傾向の話で、男性にもこういったケースが多々あります。でも、自分のメンバーとして扱うとなると、やっぱり異性の扱いの方が難しいのです。これまでいかに自分が大雑把に生きてきたかを実感させられますよ、女性のマネジメントは笑。それにも気づかないくらい大雑把なら、一周まわってみんな許してくれるんですが、それはそれで天性ですね笑

なので繰り返しになりますが、これから初めて女性のマネジメントするかたは基本事項を抑えておくために手にとることをおすすめします笑 電子書籍はのあなたはhontoでお楽しみを

ではではー

【ビジネス全般】企業価値4倍のマネジメント ―結果にこだわるコンサルタントの定石 火浦 俊彦+ ベイン・アンド・カンパニー

こんばんわ、読書くんです。ちょっと経営系への偏りが見え隠れする読書くんですが、今日もどっちかというとそっち系のご紹介笑

 

 

【徹底した結果主義】
みなさん、 ベイン・アンド・カンパニーはご存知ですか?1973年にアメリカはボストンで創業され、いまや世界で5400名もの社員を抱えるグローバルカンパニーなんです!(まあBCGやマッキンゼーは1万人以上いるのでさすがに敵いませんが・・・笑)

そしてベインの特徴の一つが、掲題にも記載のある「徹底した結果主義」。いや、そりゃ高い金払ってんだから、コンサルは結果残さないと、って思うかもしれませんが、あくまで図を描くのが経営コンサルなので、どれくらい結果にコミットするかはあれなんですよね(もちろん結果出さないと契約続かないのでそれなりにコミットはしますよう)

その結果主義のベインさんがどんな姿勢で仕事をしているのか!を、日本支社でパートナーを務める火浦氏が語ってくれているという内容です。

ベインのコンサルさんはきっと当事者意識、さらにいえば経営者であるという意識がものすごい強いんだろうなと感じました。そのために
・投資家的な視点で事業ポートフォリオを運営する   
・会社の目指す方向性が誰でも分かるように明確にする   
・グループを横断的に見てシナジーを発揮する
を徹底して考え抜きます。

 
そのために「勝てる組織、かつ組織とは何か」も考え抜くと。
・仕事とは誰とやるか、”人に”関わってくる要素が非常に大きい
・リーダーシップの能力とはそこにいる人の心を奮い立たせることをできる人のことであり 、今後この能力開発が非常に大事になってくる  
⇒現代の職業人にこそ身につけるべき能力
・顧客と接触している現場の人間にこそ、満足度を与える必要がある
・働き方の多様化が進む現代だからこそ、従業員、現場のそれぞれが自身で個々人の士気を高め、 仕事を終わらせる必要がある、またその情熱を他の従業員と共有する環境が必要である
・”心を奮い立たせる”タイプのリーダーは千差万別様々なタイプの人間がいる  
⇒表に立つタイプ:スティーブジョブス  後から支える:山本五十六 ・「強みが他の弱みを中和する」
・自信の強みを活かすことにより、一時的な取り組みや、付け焼き刃の行動ではなく、自然に恒常的に行う行動によってこそ、人は心を動かされる
・時間を半分にして成果を上げる方法を考える 
⇒やはりここにも8:2の法則が存在するので、本質を見極められるか
⇒重要なことを増やす -重要でないことを減らす
⇒新しいことを始める -あることを完全に止める

上記を考え抜いてコンサルはひたすら結果にコミットする。これが全員に根付いていれば確かに強い組織だなあと。その浸透のための施策を細かくお聞きしたかったですなあ。まあ時間があれば読んでみて下さい笑 電子書籍派のあなたはhontoでぜひ。

ではではー

【シンギュラリティ】デジタル・ゴールド ナサニエル・ポッパー

こんばんわ、読書くんです!読書くん、今市場何番目化に興奮する本を読み終えました。。。。

 

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語

 

 

【分権Decentralization】

本書はビットコインの軌跡について書かれた本です。最初に言っておきますが、ビットコインについて完全に誤解していました。結局は金に目がくらんだ、投機目的の人たちのためのものだと。ただ始まりからして全然違った。もう感動するくらいに違った。今の衝撃と興奮は読んだら絶対にわかるものだと確信しています。

 

ビットコインはそもそもサトシ・ナカモトなる人の発案がきっかけです。ただその主たる目的は「分権Decentralization」。つまり一人ひとりが通過において権力を保持できること。お金は現在すべて国家の信用のもとになりたち、控えめに言っても国家に握られています。そのため国はお金の価値を変えるために流通通貨量を平気で増減させたり、お金が必要になったら戦争を起こしたりする。我々は貨幣経済に依存しきるようになったため、国のこの横暴に付き合わざるを得ない。完全な中央集権型になっています。

 

その中央集権から解き放ってくれるのがビットコインです。P2Pといってコンピューター同士がつながり、その台帳を共同で管理することで、全員がその台帳を大事にしようとするために、民だけの金融台帳が成立する。また秘密鍵というシステムをもっているため、誰がそのデジタル通貨をやりとりしたかを政府が知ることもできはしない。つまり中央集権から完全に独立し、通貨を民だけでコントロールする時代がくると。さらにはその仕組、ビットコインの仕組みであるブロックチェーンは新たな通貨システムとしてだけではなく、多くの業界に革命をもたらすとされています。その全てが今の中央集権的な仕組みから分権的な仕組みに解放をしてくれると。

 

ただ、このような崇高な思想から始まっていたビットコインも結果的に、その理想をまるごと果たすことはできないと発覚していきます。どんな技術も広まらなければ意味がない、そして広まるためには政府の姿勢が大きく関わってきてしまったのです。ビットコインマネーロンダリングや違法物品売買などの悪の温床として使われる危険性ばかりに目を向けていたころは、政府はかなり厳しい規制をかけ、また公的にも批判的な声明を出していました。もちろん業界が大きくなるには、投資家たちからの協力が不可欠です。民だけで管理される本当に自由な通貨、こういった崇高な思想に共感し投資してくれる人ばかりではありません。多くの投資家に目を向けてもらうためには、結局それが儲かること、つまり中長期的に成長することを証明しなければならない。そのためには政府があまりにも否定的であることは好ましくないのです。

 

本書では崇高な起業家や団体・投資家もいれば、ただひたすら金銭的な成功を夢見ている者たち、またビットコイン関連での検挙に力を注ぐ検察などなど、ビットコインをめぐるめまぐるしい展開が生々しく記載されています。ただ、読書くん個人的には、この崇高な考えが実現される社会を見てみたい。もちろん結果的に愚かな民の分権化社会は機能しないかもしれない。それでも少なからず、希望は持ち続けてしまうのです。ああーーーーー、言語化できない、この興奮を!!!!笑 「笑」を全然使う暇がないくらい興奮してるんです。みなさま本当に一度手にとってみてください!!電子書籍ははhontoで!

ではでは

【仕事術】最速の仕事術はプログラマーが知っている 清水 亮

こんにちわ、読書くんです。今回は「そうそれ、実はしりたかった!」と営業畑の人たちが思うような一冊。

 

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

 

 

【技術系の人たちの仕事術って??】

読書くんはもちろん文系なんですが、昔から理系、技術系の人たちへの強いあこがれがありました。彼らは何を考えながら仕事をしているのだろうか。。。そんな興味から手に取った一冊ですが、仕事をそう捉えているのか、、、という面白い気付きが笑

 

まず、大前提ですが、とりわけIT系の技術の更新は本当に速い、てか速すぎ笑。。。次から次へと新しい技術が生まれ、それに追いついていかないと行けない。だからプログラマーにとって、進化についていけないことはすなわち死を意味するというと。。。(怖すぎる・・・)


コンピュータの進化とはすなわち、効率化・高速化。仕事の大半が情報処理で、ミーティング、プレゼンテーション、リサーチ、それらはすべて情報処理の異なる側面でしかないと。

 

【情報収集のために、プログラマーはどう考えるか】

そしてここの下りが非常に面白かったので抜粋をします。それはプログラマーの情報収集の仕方。文系の人たちはとりあえずググる、周りに聞くレベル。でもプログラマーは自分の興味のある情報を収集するために、むしろ情報を発信するとのこと。勉強会に参加して、ただ座って聞いているのではなく、積極的にライトニングトークで発表⇒イベントが開かれるのを待つのではなく、自分で主催する。確かに知的探究心が強い人ほど、そういったイベントに積極的に参加しているイメージ。

 

そしてこれこそ技術者や!!!!!と思ったのが「究極の情報収集は、情報そのものを創り出すこと」というワンセンテンス。活かしている・・・


一見非効率な行動をあえて選択することで、自分の視点を変化⇒プログラマーにとって、プログラミングをしていない時間はすべてムダな時間だから、できれば省きたい⇒些細に思えることであってもできるだけ手間を省く。プログラマーはこうした省力化を「最適化」と呼ぶ⇒最適化こそがプログラマーが持てる力の限りを尽くして取り組む頭脳戦、プログラムの性能を決定づける最重要スキル

問題解決は切り分けることから始まる⇒プログラマートレードオフをするとき、メリットを享受する代わりにデメリットは潔く受け入れる、という性質がある⇒例えば、処理は高速になるがメモリーは余計に食う、というのは典型的なトレードオフ⇒速度を優先したなら、ほかの部分でメモリーを節約する、メモリーを優先したのなら、ほかの部分で速度を上げる⇒デメリットを受け入れて解決する姿勢が重要

 

重要なのは「最適化」「等価交換」。とくに前者ですごい感じるのは、良い意味で怠惰な人が強いという印象。めんどくさがり屋ほど、最終的にめんどくさくならないように頑張る。それが最強の最適化になると。怠惰こそ最強の最適化である、って本だそうかな笑

 

ぜひ手にとってほしい一冊でした!!!!そしてまさかのフライヤーにあった笑 なぜ統計学は最強の・・・がなくてこれは・・・笑 本が苦手な人はぜひフライヤーで。

あと紙の本が嫌いなら電子書籍で。わたしはhontoがなんとなく好きです(業界の中で弱者って応援したくなりますよね笑)ポイント貯まりやすいんですが、使用範囲は狭い・・・笑

読書しましょう!ではではー

【経営】模倣の経営学 偉大なる会社はマネから生まれる 井上達彦

こんにちは読書くんです。今まで書いた記事を見てきましたが、経営に関する本多いですね!って言いつつ今日も経営の本なんです、許してください笑

 

模倣の経営学 (日経ビジネス人文庫)

模倣の経営学 (日経ビジネス人文庫)

 

 

【偉大なビジネスは模倣から始まる】

井上氏は早稲田大学商学学術院教授。ずっと学術畑で、実際のビジネスの経験はなさそうです、楠木氏と同じパターンか。でも読書くんはこういった方々の話は非常に重要だと思うんです。大体自伝系の方々は、主観の割合が多いですからね(もちろん学者も主観あるのわかってますよ?だって主張は主観みたいなもんですからね笑)

 

本書は様々な企業の事例を出して、それがほぼすべて何かしらの模倣から始まっていることを解説しています。むしろ模倣こそ経営の始まりだと。なんか日本ばっかりが模倣模倣って思っているかもしれないですけど、世界中大体模倣か戦争で生まれた技術をビジネスに活かしてるだけですからね笑 ゼロイチでなにか始めたのは、多分最初に物々交換始めた人です。交換しようって思いついたのは実はすげえええ!って読書くんはずっと思っています笑

 

クロネコヤマトの模倣】

例えば皆さん普段郵送でどの業者を使ってますか?クロネコヤマト使ったことない人なんていないですよね??実はクロネコヤマトさんはとある飲食企業のビジネスモデルを模倣して始まっています。

 

それが「吉野家」。ええええええ!!??って思ったあなた、最高の読者です笑
牛丼一筋に絞り込んで成長してきた吉野家を見て、「取り扱う荷物の絞り込み」というアイデアを思いついたとのこと。選択と集中というビジネスの極意を、他業界の会社から学ぶ観点が、すでに優秀な経営者だなーと。。。

 

とある企業の社長から新規事業の始め方を聞いたのですが、徹底的に今イケてるビジネスモデルを列挙して、それが実施されていない業界に取り入れて立ち上げればいい、と言っていました。大体ビジネスが成功する法則は決まってるから、パクれば大丈夫と。確かに革新的!と思って始まったサービスで長続きするものって本当に一握り。。。

 

本書でもビジネスモデル分析で大切なのは、単純化したときに見えてくる共通性、特に業種を超えた共通性がイノベーションのきっかけになる、と解説しています。トヨタ生産システムもスーパーマーケットを見て「必要なものを、必要なときに、必要なだけ取りにいく」という部品の購買方式を思いついた、とのこと。

 

日常生活でこういった観点を持ち続けることが大事ですが、だいたい心がけても1週間もたないんですよね笑 みなさん本書を常に持ち歩いて意識するといいかも笑

 

ではではー