【ビジネス】サブスクリプション・マーケティング アン・H・ジャンザー
こんにちわ、読書君です。今日はいま流行りのサブスクリプションモデルについての本です。
サブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方
- 作者: アン・H・ジャンザー,小巻靖子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【顧客の購買体験を科学する】
サブスクリプションで耳慣れない方は、Saasというとしっくり来ますかね?最近のSaas大手でいうとsalesforce が有名ではないでしょうか。または少し年齢が高めの人からすると新聞の購読と同じだよ、というとしっくりくるかもですね。
サブスクリプションは一度契約を結べば、意図的に解約しない限り、半永久的に同サービスを受け続けることが可能になります。
売り手としては常に安定した売り上げが上がり続けるというメリットがありますが、買い手としてどんなメリットがあるのか、を本書は的確に書き表しています。
『顧客はサブスクリプションサービスだと、買うか買わないかの判断を一度だけすればよいので、お金を使うときの苦痛を何度も味わわずにすむ』
当たり前のことのように思えて相当秀逸です。現代はアマゾンなどの普及で、購買に対するストレスが激減されてきました。ボタンひとつで購入配送まで行われ、さらにはその購買履歴にそって他商品までレコメンドされる。言い換えれば現代人は購買に対するストレスに弱くなっているとも言えます。そういった現代にピッタリなモデルなのだと、この一文章だけで大分腹落ちしたました。
では売り手は楽になったのか?というとこれも否なんです。今までよりも顧客に提供する価値を科学しなければならなくなりました。
『サブスクリプションにおけるマーケティングとは「価値の育成」である→フロー全体(カスタマージャーニー)を相互に理解し、進む
→顧客の価値体験をサポートすること』
という長い旅に出たのです笑 ただこれは営業の進化を目の当たりにできる時代だとも言えます。本書のたった二文を紹介しただけでもワクワクしませんか!?わたしはワクワクしております。
短い紹介で恐縮ですが、ぜひ手にとっていただきたい一冊でございます!電子書籍派のあなたはぜひhontoで
ではでは