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【経営】ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則 ジム・コリンズ

こんばんわ、転職くんです。今日は名著中の名著!

経営視点だけでなく、個人的にキャリアを考える上で参考にさせていただくことも多かったです。特に「針鼠の概念」とかね。

 

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

 

 

本書は偉大な企業たちを調査し、その共通点を言語化していきます。
まあまあ古い本なので、現代に当てはまんの?ってところもあるかと思いますが、
読書の醍醐味は自分の頭で考えることなので、そこは取捨選択してください笑

数あるテーマの中でも、読書くん的に頭の片隅に止めておきたいテーマだけ上げておきますね!!!


【「第五水準」のリーダーシップ】
「第五水準」とは調査の過程で見つけ出した経営者の能力のうち最高水準を示すもの
→その大きな特徴として、彼らは自尊心の対象を自分自身にではなく、偉大な企業を作るという目標に向けている
→大きな野心は、組織に向けられていて、自分自身には向けられていない
→偉大な企業に飛躍した事例ではすべて、転換の時期にこの種類の指導者が指揮をとっていた
→個人としては控えめであり、同時に、自社を偉大な企業にするために必要なことはすべてやり遂げる極めて強い意思を持っていた 、と。

特に最後のやつはHitRefreshのナデラ氏を思い浮かべるんですよね!近年創業社長ではない、そこまで矢面に立たない中でもきっちり業績を上げてくる社長が多いなと思っています。ナデラ氏しかりティム・クック氏しかり。

その共通点に「第五水準」のリーダーシップがあるんじゃないかなと。こういう発見が本を読んでいる時の面白さの醍醐味です。点と点がつながる!的な笑

 

【針鼠(ハリネズミ)の概念】
単純明快な3つの円の理論です。
偉大な実績に飛躍した企業と比較対象企業との間には、戦略に二つの基本的な点で決定的な違いがあった。

第一に、飛躍した企業では、戦略の策定の基礎として、三つの主要な側面を深く理解している。 (1)自社が世界一になれる部分はどこか。 (2)経済的原動力になるのは何か。 (3)情熱をもって取り組めるのは何か。 第二に、飛躍した企業では、この深い理解を単純で明快な概念にまとめ、この概念をすべての活動の指針にしている。 針鼠の概念を完成させるには、この三つの円のすべてが必要である

ここも結構面白いんです!!!!キャリアに活かせるといったのは
・自分が活かせる強みはどこか
・かつ、それが市場価値をちゃんと出せるか
・興味が持てるものはなに

というこの3つの円を満たす仕事ないし企業を見つけると、転職がうまくいくんじゃないかなと考え、転職先を見つけていました。(結構当たりますよ!笑)

 

あくまで読書くんの好きなとこだけ抜粋してみたので、みなさま是非一度お目通しを。そして電子書籍派のあなたはぜひhontoで(ビジョナリーカンパニーが電子書籍化される時代なんですねえ・・・しみじみ。)

ではでは