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【ビジネス全般】究極の鍛錬 ジョフ・コルヴァン

こんばんわ、読書くんです。今回は、いや今回も中々イカツイタイトルの一冊。狙ってはいませんwww

 

究極の鍛錬

究極の鍛錬

 

 

【究極の鍛錬とは何か】
著者はアメリカ「フォーチュン」誌編集主幹をつとめるジョフ・コルヴァン氏。アメリカでもっとも尊敬を集めるジャーナリストの1人として広く講演・評論活動を行っており、経済会議「フォーチュン・グローバル・フォーラム」のレギュラー司会者も務めています。

偉大な業績をあげる人と、そうでない人の違いは何か?この問から本書は始まります。学歴でも経験でもない。一般的能力も変わらない。そこには実は裏側に究極の鍛錬を積んできたかどうかがあるのだと。

究極の鍛錬は苦しくつらい。しかし、究極の鍛錬を死ぬほど繰り返せば偉業に繋がる。すべての企業で希少資源は人間の能力です。じゃあそれは生まれつきの才能なのか?これはそもそも才能とは何か、を考える必要があります。才能自体を証明する証拠はないという学者もいますよね。遺伝子と大成功の相関がない為、才能自体が重要ではないという可能性もあるのです。

例えばタイガー・ウッズは成功の秘訣として、ひたすら練習することをあげていました。これはタイガーの主観的意見ではなく、父親も同じ意見とのことでした。

ではいわゆる頭の良さは必要なのか。計算能力、記憶力等、必ずしも必要ではないはずです。チェスの達人にIQが低い人もいますし、また後天的に頭の良さを手に入れる事もできる。出来る人とそうでない人の違いは、本番ではなく、練習の量、費やした時間が統計的に有意な差として出てきたのです。

では、究極の鍛錬と普通の鍛錬の違いは?究極の鍛錬となる要素は下記5点。
①教える人の手を借りており、特別に考案されている。→必要な要素を強く意識して鍛えられている。
②何度も繰り返す事ができる。
③結果に関し継続的にフィードバックを受けられる。
④精神的にはつらい。
⑤おもしろくない。

これをやりぬいていけば偉大な業績を残せるといいます。すごくシンプルで当たり前に思えますが、これをやりぬけるひと、やり続けられる人はごく一握りだと言います。じゃあどうすれば・・・というのは是非手にとってみてくださいw

鍛錬で偉大な業績を残せるなんて良い話じゃないですか。ただ偉大な業績にいたるには途方もない努力が、、なんですよねーw

ではではー