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【ビジネス全般】君に友だちはいらない  瀧本哲史

こんばんわ、読書くんです。本日は以前ご案内した瀧本氏の一冊。題名がキャッチー笑

 

君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

 

 

【チームでバリューを発揮する時代】
瀧本氏は京都大学の教授として授業を行っている方。そのため社会動向を読みとき、学生たちが明るい未来を行きていくための兆しを与える系が多いように感じます。

瀧本氏いわく、グローバル化した市場で、世界レベルの競争が行われる「グローバル資本主義」は、 よりよいものをより安く手に入れたい人間の基本的な欲望に基づいている以上、 逃れようがないといっています。。そしてあらゆる商品、サービスのコモディティ化、そして人材のコモディティ化も間違いなく進んでいくと。まあこれだけのスピードでテクノロジーが進化していくとなると仕方ないですよね。

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人材のコモディティ化を乗り越える方法は、武器としてのチームを自ら創り出すことしかないというのが瀧本氏の主張。 コモディティ化がすすむふつうの個人が個人の力だけで立ち向かうのは無謀すぎる、弱者こそチームの力を利用せよ。

パラダイムシフト、社会の変革は、世代交代によっておこる。 したがって、今こそ若者のゲリラチームが重要。 あらゆる投資の本質は、人への投資であり、チームメンバーだけが究極の差別化。 弱い者、非エスタブリッシュメント、コミュ障こそチームを作るべきだと。

圧倒的な成果がひとりの天才によってなされたと考えるのは後世の人が作った幻想。 実際はチームの力である。 良いチームとは 、少人数であり/メンバーが互いに補完関係にあり/共通の目的とその達成に責任を持ち/問題解決のためのアプローチの方法を共有しており/メンバーの相互責任がある。

強いチームを作るには、冒険者となってビジョンとストーリーを語る。 ビジョンを作るうえで最も大切なことは、勇気を持ってでかすぎる絵を描くこと。 多様な人が多様なチームに属することが社会のダイナミズムを生む 日本は自然発生的に集まった、「なあなあ」関係の集団を、 目的がきちんとある集団へと転換していくプロセスにある。 歴史的には、日本こそ、東アジアのフロンティアであり、リスクをとってチャレンジする 人たちが集まった国である。 他人の作った、作り物の物語を消費するのではなく、自分自身の人生という物語の 脚本を書き、演じろ。
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なるほどなるほど、と思う部分はありますが、これって絶対弱者向けの教えではないですよね笑 将来弱者扱いになってしまう、現代の準強者への教えだなと。コミュニケーション能力があり、論理的な思考ができる、現代では割りと重宝される人材だなと笑

瀧本氏の視座が高すぎる笑 自分イケてるけど、ちょっと将来不安、という方は一度読んでみて下さい笑
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ではではー