【自伝】HARD THINGS ベン・ホロウィッツ
こんにちわ、読書くんです。今日は自伝系で最も好きな本の一つ!!!!
【失敗の軌跡をたどる】
なぜ本書が好きなのかというと、失敗とそれに対する考察が本当に事細かに記載されているため!大体が少なくとも1つ2つ盛りに盛ったエピソードを組み込む中で、本書にはそれが全くない。かつきっとこれから成長していく組織に在籍している人間にとっては、そのフェーズになったときに本書を読むことで、失敗を防げる可能性さえあると思える良書。
Yahooの小澤氏的には「必ず起きてしまうネガティブな事象に上手に取り組むための本 」と帯説。さすがだなあ。。。
きっとみなさんが壁に当たったときに、心に響くであろう箇所を幾つか抜粋しておく。
■被害者意識を持つな。
困難は、おそらくすべてあなたの責任だろう。
人を雇ったのも、決断したのもあなただ。
リスクがあることを知っていた。
どのCEOも無数の過ちを犯す。
この意識を持たないで居続けることの困難さよ。。。短いながらも最後に「どのCEOも無数の過ちを犯す。」の結びがしびれる。
苦闘のまっただ中にいるときは、簡単なことはなにもなく、すべてが間違っているように感じる。奈落の底に落ちたら、二度と這い上がれない。しかし私の体験では、予想外の幸運と助けによって抜け出せた。
⇒幸運と助けについてはぜひ本を手にとって!あまり書きたくないくらいこの本が好きです笑
■良い企業文化は、昔のRIPルーティングプロトコルに似ている。
−悪いニュースは速く伝わり、良いニュースは遅く伝わる
会社を経営していると、過度に前向きにならなくてはならないという心理的に大きなプレッシャーを経験することがあるだろう。
重圧と戦い、恐怖と向き合って、ありのままを伝えて欲しい。
⇒ここはきっと多くのリーダーがぶちあたるもの。情報の可視化ってやつ。こういうのが金言だと思う。もちろん空中分解してしまうかもしれない。それでも伝えたときのほうが、伝えなかったときよりもまだマシなはずだ。
【リーダーシップの要素】
■ビジョンをいきいきと描写できる能力(後天的)
興味深く、ダイナミックに、かつ説得力をもってビジョンを描写する。
さらに重要なことは、会社が危機にあるときにそれができるか?
■正しい野心(先天的)
CEOとして成功するには、人々がその人のために働きたいと思うような人間でなければならない。
■ビジョンを現実化する能力=経営能力(後天的)
⇒先天的と書いてあるが、読書くんはいつだって人は変われると思っている(ただ数年かかる)。自分に長い時間をかけて思い込ませれば、人は変われる。だから全て後天的だと信じている。
上記は本当に数カ所をピックアップしたもの。だって全部書きたくない、絶対手元に置いといてほしいから笑 それでも本が苦手な人はすぐにフライヤー!絶対!!笑
ではでは