外資ITのお金とキャリアの話

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【ビジネス全般】僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史

こんばんわ、読書くんです。今日はなかなか刺激的なタイトルの一冊。

 

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

 

 

【資本主義のその先を生き抜くために】
瀧本氏は日本のエンジェル投資家、経営コンサルタント京都大学ナンバーワン人気教官とも言われている。

その瀧本氏が、未来に生きる若者達に向かって書いたのが本書である。
全産業でコモディティ化が進む 賃金を下げないためにはスペシャリティな人間になること。より安く、より良い商品を作る人間が、社会を進歩させるシステムが、資本主義 であるが、品質が同じになると、必ず価格競争がはじまる。

資本主義には3つのモデルチェンジ、「略奪」「交易」「生産性革命」があった。
日本を支えてきたすり合わせ産業はもう通用しない。現在人気の企業でも40年後は消滅している可能性が大きいと。40年というスパンで物事を俯瞰できるかは重要ですが、すごい難しい。だって「大企業行くの?40年後潰れてるよ?」って言われても、むしろ他の中小ベンチャーはもっと早く潰れるだろwって思いません??笑 ただ大事なのは、潰れる可能性があるから、潰れた後も社会で必要とされる人材になろうという意識だと思います。40年もいたらその会社内でしか生きれない人物になっている。平均寿命が100才を越える時代に、60歳で稼げなくなることは相当の痛手です。

また間違いなく日本の国内市場は先細りします。その中で企業を見分けるポイントは「お客様を大切にしているか」 。顧客を大事にする会社は従業員も大切にする。こういう会社が先細りする市場でも生き残っていくのであると。

また先程ビジネスの話になりましたが、それでは企業はどうすれば生き残るのか。それは他社よりも優れたサービス・製品を生み出すこと。そしてそこに重要になるマーケターとは、新しくない要素の組み合わせで「差異」を作り出せる人、つまり生き残れる企業を生み出す源泉なんですよね。企業や商品で差をつけることは難しい。 差をつけるには、ターゲットとなった顧客が共感できるストーリーを作ること。 もうモノだけの時代ではないんですよねえ。

ぜひ瀧本氏の話を生で聞いてみたい!ですが中々聞く機会は無いので本で我慢してください笑
本が苦手な人はフライヤーで検索。

電子書籍派のあなたはhontoで。

ではではー