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【マーケティング】ブルー・オーシャン戦略 W・チャン・キム&レネ・モボルニュ

こんばんわ、読書くんです。今回はなんとなくみなさん耳にしたことがあるであろう、ブルーオーシャン戦略についての一冊。

 

 

ブルーオーシャンこそチャンス】
W・チャン・キム氏、レネ・モボルニュ氏は共にINSEAD教授。戦略論と経営管理論を担当し、フランスのフォンテーヌブローにあるINSEADブルー・オーシャン・ストラテジー・インスティテュートの共同理事でもあります。

時代が新しいビジネスモデル、新しい顧客の開拓、既存ビジネスの枠組みを変えることを求めている ブルーオーシャン戦略とは、 「メリハリのある戦略キャンバス」 「市場の境界を引き直す」という2つの要素にあります。

イノベーション=技術革新、のみならず、バリュー・イノベーション=顧客の価値づくりが重要になってきているのは、みなさんも実感しているのではないでしょうか?とりわけ最近の若い人たちは生まれたころからモノが溢れている世代なので、あまりモノにお金は使いません。どちらかというと体験・承認欲求が満たされるものにお金を使う傾向にあるのです。

メリハリのある戦略キャンバス: 最大のポイントは既存業界で「何かを取り除く・減らす」「何かを付け加える・増やす」 市場の境界を引き直す、ということです。

例えば国内絵もメリハリのある戦略キャンパスを描いている企業があります。
●受験サプリ(リクルートマーケティングパートナーズ)
「大手予備校でトップクラスの人気講師陣の授業を月額980円で受け放題」というサービス 有料会員数が13万人を超える。 「受験勉強は予備校の教室で講師から学ぶもの」という従来の価値曲線を大胆に捨て、メリハリのある戦略キャンバスを描き出した。 経済状況や地理的な条件で予備校に通えなかった受験生を取り込み、新しい市場を創出した。

JINS PC
高価格が当たり前だったメガネ業界に、低価格かつシンプルな価格設計を導入し、メガネを気軽に購入できるアイテムへと変化させた。

オフィスグリコ
対面販売の要素を取り、気軽さを徹底強調した。 オフィスで手軽に完食したい、という層を獲得。

これからの不確実性の時代を切り開くのは、ブルーオーシャン戦略。この状況は「市場を形作る」企業にとっては低いリスクで高いリターンを得る機会となりうる。 現在の日本は、長引く不況からの脱却、グローバル化規制緩和IT技術の進展、少子高齢化、女性の社会進出、若い起業家の台頭、など大きな変化が起きつつあります。

我々はブルーオーシャンであることをむしろチャンスと捉えるべきだと思うんです。何かをしたいと思えばこれほどしやすい時代はないと思います(まあ日々テクノロジーは進歩していくので、当たり前の話ではあるんですが笑)。われわれ若い世代で世の中を盛り上げていきましょー、思考の方は是非一度てにとってみてください笑
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ではではー