【ビジネス全般】MEDIA MAKERS 田端信太郎
こんばんわ、読書くんです。
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 宣伝会議
- 作者: 田端信太郎
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: Kindle版
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【作り手と受け手が混在する世界】
著者はみんなご存知、LINE執行役員の田端氏。まあ確か前何かしらの本で紹介したので大丈夫ですね笑
本書では田端氏がメディアとは、ということについて語っています。
・メディアとは
そこに情報の送り手と受け手の二者が存在し、その間を仲介し、両者間において、コミュニケーションを成立させる事を目的とするもの。大事なことは「メディアは必ず、受け手を必要とする」事と「受け手こそが王様」であるという事 です。読者の心の中に何ら「印象」なり「爪痕」を残せなければ、それはメディアとは呼べないのだと。これは昨今のプロダクトづくりもそうですね。ユーザーファーストなプロダクトを作ろうよと。
・個人・法人を問わず「誰もがメディアになり得る」時代
今や情報を発信すること自体には、全く価値がない、と田端氏はいいます。読み手に届くメディアを作り、運営できるかが生命線だと。
メディアで報じられた記事というものは、その時点では、ある事実状況を取りまとめ、それを解釈した上での「情報」に過ぎません。しかし、それが「信頼されるメディア」に掲載されると、その情報自体が、現実の社会において「独り歩き」するようになっているのです。結果として、企業の経営破綻の懸念問題であれば、取引先や顧客が逃げ、社員の退職が相次ぎ、予言が自己実現してしまいます。
叩き売りされないメディアになるには、編集者が熱き想いを読者に問い、畏怖されつつも、共感させることが出発点 です。女性が憧れるバッグ・エルメスも昔は今のようなブランドではなく、元々はヨーロッパの富裕層向けの馬具メーカーでした。馬車が減り車社会になる事に備え旅行革製品を制作することにシフトしてこれが大成功、今のエルメスがあります。
その次代に合わせたメディアを作っていくとともに、熱い思いも持ち合わせなければいけない。現代のメディアづくりは難しいものです。。。他にも田端氏の金言が詰まった良書なので、ぜひ一度てにとってみてください。
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ではではー