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【ビジネス全般】仮説思考 内田和成

こんばんわ、読書くんです。今回はそこまで間をあけずに内田氏の一冊。こちらのほうが有名ですね。

 

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

 

 

【サイクルを回しビジネス力を鍛える方法】
僕も本書を読んでから「仮説」という単語を多用するようになりました。仮説思考とは何か。まあ簡単にいうと常に仮説を持つ、ってだけではあるんですけどね笑

仮説思考を持つようになると「問題解決のスピードが格段に早くなる」という大きなメリットを得ることができます。仮説思考とは物事を答えから考えること、まず答えを出し、それを分析して証明するという考えです。

わかりやすくいうと、ゴールがない場合とゴールがある場合、どっちのほうが物事が進めやすいか・改善がしやすいかということです。例えば家にあるバナナがなくなっていたとして、犯人を探さなければならないと。このときに仮説思考であれば、その場で収集しうる情報から根拠を一つ考えて父が犯人だと仮説を立てます。あとはその仮説を元に更に検証を重ねていけばいいわけです。間違っていたとしても根拠の置き方に疑問を呈し、そこから改善をすればいい。

しかしもし仮説思考がないとするとどうなるか。手当たり次第に家族に「バナナ食べた?」と聞いて回ることになります。その結果、犯人はただただしらばっくれるはずなので、一通り情報を聞いただけで終わることになる。色々と徒労に終わっちゃいますよね。


また、上記からわかるように、仮説思考は先見性、決断力、実行力を鍛えるのに相当役立ちます。後者は何も考えてないし、決めてもないわけです。ただ手当たり次第に情報を収集しただけだから。しかし前者は情報を分析し、仮説を立て、その仮説に沿って行動を起こしている。自身の行動全てに意味がある。これを繰りかえしていくことで、ビジネスにすごい大事な先見性、決断力、実行力がついてくるというわけです。

すごい触りの部分だけ解説しましたが、本の内容はものすごく充実していますし、間違いなくビジネスをしていく上で役にたつ思考法なので一度お試しを。

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ではではー