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【マネジメント】上司力20 江口克彦

こんばんわ、読書くんです。今回は一度でも役職ついた方は検索しちゃったことあるんじゃないでしょうか。「上司力」ってなんだろう、、、と笑

 

上司力20―部下に信頼される20の法則

上司力20―部下に信頼される20の法則

 

 

【褒めたり叱ったり、大変だなあ笑】
以前何かで書いた気がしますが、今中間管理職は最も疲弊する役職だと思います。若手の働くことへの意識が変わってきている中で、団塊世代ゆとり世代の中を取り持つのは相当至難の技です。。。とはいえ上司として、常に自分を磨き続け、不測の事態に備えなければいけません。なので、時には「理想の上司って?」というものに立ち返るのも、よい気づきがえられるきっかけになるものです。

江口氏は、元PHP総合研究所の社長で、松下幸之助さんのもとで23年間働いていた方。松下イズムを存分に引き継いだ上司力について、です。

・理想の上司とは
1.夢を示して誇りを持たせる
⇒最近は中々「夢」を提示しても、共感されないものです。。。より、自分ごとになるように噛み砕いてあげる必要がありますよね。

2.努力の方向を明確に示す
⇒これは大事。なぜ何に対して努力するのか。また努力したことによって何が起こるのか。これを明確にしてあげないとなあ

3.口先ではなく心でほめる
⇒もう、これは訓練です笑 口先で褒めてもすぐに伝わってしまうんですよねー。。。メンバーを心から伸ばしたいと思っていると自己暗示をし続ければ、いざ本気で心から褒めることもできるはずです笑 結局人は楽しんで仕事をしているときが一番パフォーマンスが上がるので、ほめて心を軽くしてあげるのが大事ですね。

4.熱意を見極め評価する
⇒熱意があるかどうかが本当に見極めづらい人物っていますよね。とりわけ分析系とか傾聴型の人間の熱意は見極めづらい。都度照れくさがらずに直接1on1でぶつかる時間が必要だと思っています。

5.やらせて、潜在能力を引き出す
⇒なにかと人はストッパーをかけているもの。ただ上司のミッションの一つは、部下の育成です。少し限界を越えたタスクを与えて、成長してもらわなければいけません。

6.尋ねてほめて育てる
⇒3番にちょっと近いところもありますね。尋ねることで自分の中で考えが整理され言語化スキルも高まり、さらに褒められてよりやる気がでて頑張る。なんて素敵サイクル。。。

7.信頼して仕事を任せる
⇒上司力が問われる大きな点です。当たり前ですが、メンバーの大体は自分より仕事ができない人たちです(まあだから自分が上司なんですが笑)。だからつい自分で仕事をやってしまいそうになります。

8.能力と人間の評価を分ける
⇒仕事ができることと人物がしっかりしていることは同じくらい重要。とくに人物は大人になってから磨けないですからね。。。

9.自分より優秀な部下をつくる
⇒先述したように、育成は上司の義務です。さらに上司と呼ばれる役職者は、事業全体に責任を持っています。部下が自分より優秀になれば、どれだけ事業全体にプラスか。視座を高く持ちたいものです。

10.本気で叱る
⇒とりわけ最近の人は苦手ですよね。パワハラという言葉があれだけ流行したせいもあります。褒めて伸ばすのが善だと。それは間違ってないですが、叱るときは叱るべきです。ただ叱ると怒るは違います。そこはしっかり線をひきましょう。

10だけでも金言ばかり・・・のこり10はぜひ購入して読んでみて下さい。
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ではではー