【経営】No.2理論 最も大切な成功法則 西田文郎
こんにちは、読書くんです。今回は経営に関わる一冊。取締役とは、って本に近いですね。
No.2理論: 最も大切な成功法則 (能力開発の魔術師・西田文郎)
- 作者: 西田文郎,「元気が出る本」出版部
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2012/11/13
- メディア: 単行本
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【No.2としてのあるべき姿】
著者は日本におけるイメージトレーニング研究・指導パイオニアである西田氏。企業におけるNo.2の重要性と、その役割について書いたのが本書です。
潰れる会社、伸び悩む会社には優秀なNo.2がいないと。おおー、急にそんな大風呂敷広げるんだ!?wと思ったら、その理由を細かく記載していました。いわくナンバー2には、3つの意味合いがあると。
①ポジションのナンバー2。
②トップが信頼する人。→軍師、コンサルタント。
③トップの後継者。→No.2が自覚を持つ事が重要。
このNo.2がいる事で、ただの群れが組織になる、No.2が組織の要であると西田氏は言っています。もちろん、小さい集団では、No.2はいなくても機能します。しかし、ある程度大きくなると、No.2が必要となってくるのです。ただし大組織になると、存在意義は薄れので、非常にバランスが難しいポジションですね笑
優れたNp.22は、自分が成功する事より、トップを成功させる事に集中します。集中するというよりも、自分の見栄えを投げ捨てて、本当にそこにコミットするんですね。この覚悟がない人はNo.2に向かないんです。
だれしもが「認められたい」「褒められたい」という感情を持つ中で、承認欲求を越えて、自己犠牲の美学を持つというのは生半可なことではありません。No.2はそれくらい難しいポジションなんですね。
また、No.1とNo.2の得意分野が異なることが望ましいです。まあ中堅くらいの会社につとめたことがあるかたはわかるかもしれませんが、社長、とりわけ創業社長は大体が豪快さが売りで大雑把なので、No.2は几帳面なほうがいいですね笑
なかなかNo.2に焦点を当てた本はないんではないでしょうか(以前紹介した取締役も、No.2という意味ではなかったですからね。)自分は参謀タイプだわー、と思っているあなたは、試しに本を手にとってみてもいいのでは。
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ではではー