【科学】宇宙は本当にひとつなのか 村山斉
こんばんわ、読書くんです。今回は本当にいつもと全く違うジャンルからの一冊。ビジネスマンたるもの、アンテナは様々な方向に張ったほうがいい、というのが読書くんの持論です。
宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)
- 作者: 村山斉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/21
- メディア: 新書
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【宇宙はどうやってできているのか】
著者は東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長という、なんか長いけどすごいかっこいい肩書を持つ村山氏w
もう題名からしておもしろいんですが、本書は簡単に言うと宇宙って結局なんなの?って内容です。みなさん自分が見えてる宇宙って、宇宙全体の何%かご存知ですか?そもそもこの質問自体意味わからないですよね笑
実は僕達が見えている宇宙は、宇宙全体で言うと本当に数%でしかありません。そのほかのほとんどが、まだ人知の及ばない暗黒物質と暗黒エネルギーでできています。もうなんかかっこいい。ハンターハンターでいう暗黒大陸だと思ってください笑(いま思うと、きっと宇宙で言う暗黒物質と暗黒エネルギーをもじったのかも、と推測したり。。。)
なんで人知が及ばないものがあることがわかったりするのか、というところは非常に科学的なアプローチなんですよね。色々突き詰めるとそこに何かないとおかしいと。こういうアプローチの仕方は非常に参考になります。要は仮説の建て方ですね。
宇宙っていまもすごいスピードで膨張しつづけてるらしんです。でも普通大きくなるときにエネルギーが必要ですよね。ここは原理原則かわらない。じゃあエネルギーがないとおかしくない?とかいうのも、暗黒エネルギーがあるだろうという説を証明するひとつです。
本書の何がおもしろいって、こういう誰もが興味を湧くワードなどをうまく折り込みながら、ちゃんと複雑な話も織り込んでいるところ。もうね、興味わいっちゃったから読み込んじゃうんですよね笑
文系だからってこういう本をあきらめるのはもったいない。読書くんは営業系なので、こういう本読んでていつか宇宙系企業に営業いくことがあったら、本書がキラートーク(もしくはアイスブレイク程度w)になっちゃったり!?と信じて、いろいろなところにアンテナはってます(まあ、マンガ好きなんで、こういうすごそうな世界ってのにずっと憧れ続けてるだけなんですけどね笑)。まあ興味を持ったらぜひ手にとって見てください!
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ではではー