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【仕事術】わかりやすい文章を書く技術100 大久保進

こんばんわ、読書くんです。今回は老若男女みんな大事なスキルな文章力についての一冊。

 

「わかりやすい」文章を書く全技術100

「わかりやすい」文章を書く全技術100

 

 

【わかりやすい文のポイント】

著者は予備校講師をしながら、わかりやすい文章を書く技術を普及している大久保氏。

 

わかりやすい文章を書くには、そもそもわかりやすい文章とは、ということをしっていなかればなりません(課題解決をするためには正しい課題を特定しなきゃいけないのと同じですねー)。

 

文とは、単語や文節等の要素の組み合わせです。よって文中の単語を明確にしてあげることがまず重要だと。どんな単語が良いか?伝わりやすいものを選ぶ事がポイント。ここで注意するのが多義語。多義語を多様すると、受取手によって文章の意味が違ってしまうので、多義語を多様せずに曖昧さを残さないようにしましょう。

 

次に指示語が何を指しているかを明確にすること。よくあるのが「それ」「これ」「あれ」とか使うけれども、作者にしかよくわからない場合。自分は流れに乗って書いてるのでわかるけど、読者には意外と伝わっていないことがままありますよね。


そしてまたもや基本中の基本、一文を短くするのを忘れてはいけない。盛り込む情報量を分解して絞るのが大事です。小説じゃ無いんだから、長ったらしい文はNG(笑)、短い言い回しを選びましょう。「社長はいつも日が昇るか昇らないかの時間に掃除しています→「社長はいつも早朝に掃除しています。」とかねw


大状況から小状況に、の順序を守るとぐっとわかりやすくなります。重要な事は前に、そうでないことは後ろにってことですね。午前10時から、山手線で、人身事故の影響で、運転を見合わせている。は△。人身事故の影響で、午前10時から、山手線で、運転を見合わせている、これなら状況が一気につかみやすくなりますね。

 

自分の文章がいつも周りに伝わりづらい、と思うあなたは、先述した内容だけでも徹底すればぐっとわかりやすくなるかも。と言っているそばから、読書くんも一文が長くなっちゃいましたねw 基礎を徹底するだけで読みやすくなるのが文章。どうしても伝えたい気持ちがある場合だけ、長ったらしく書いちゃいましょう(笑)。どちらにしろ基礎を思い出すために万人におすすめしたい一冊。

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ではではー