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【仕事術】~自分の言葉で語れていますか?~本質を見抜く「考え方」 中西 輝政

こんばんわ、読書くんです。今回は読書くんが大好きな本質についての一冊。

 

本質を見抜く「考え方」

本質を見抜く「考え方」

 

 

【自分の言葉で語れていますか?】
著者は京都大名誉教授の中西氏。

正しい物事の見方は、できるだけ色々な立場や視点から物事に光をあて、歪んだレンズで物事を見ないようにする事から始まる。その為には、自分の頭で考える事が重要だと。

 

まず自分を知る事がスタート。その後、敵を知る。これは「己を知り、敵を知れば、100戦して危うからず」の孫氏と同じ考えですね。あれこれ思案して、自分の考えにどんぴしゃりという言葉を見つけようとすること、これが考える作業であると。

 

これは話していて頭がいいなと思う人の特徴ですよね。大体の人が情報を取りに行って、それを鵜呑みにしているだけだなあと。だから議論が深まってくると、とたんに話が支離滅裂になってくる。だって自分で考えてないから、ってとこでしょうか。

 

自分のオリジナリティは、考えを言葉にすることでしか出すことはできない。まず仮説立て、結論出しまでもっていく癖をつけること。これは正に仮説思考ですね。井上ひさし氏の名言で「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」というのがあります。この前FBでgumiの國光氏が「頭が良い人は難しいことをわかりやすく言い、悪い人はわかりやすいことをわざと難しく言う」っておっしゃってました。やっぱり賢人は考えが共通していくんでしょうね。

 

上記も外部情報を自分の中で落とし込めているのか、が大分関係していると思いますね。スポーツでも自分で考えて練習・改善できるやつが強い。どの業界でも「考える」ことができるのか、がその分野で突出した人材になるために大事なんだと思います。

ぜひぜひ手にとって見てほしい一冊。みんなで脳に汗かきましょう!ではではー