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【歴史】マッカーサーと日本占領 半藤一利

こんばんわ、読書くんです。今回は日本において記憶に残る歴史についての一冊。

 

マッカーサーと日本占領

マッカーサーと日本占領

 

 

【マッカーサーと日本の関わり】
本書は写真ばかりが先行し(あのグラサンかけたやつねw)、その内面があまり知られていないマッカーサー氏について書いた一冊です。歴史を学ぶのは大事ですね。本書を読むといかに自分が歴史を表面的になでていただけかを思い知らされます。。。

ダグラス・マッカーサーは、連合国軍最高司令官として1945年から約7年間日本で指揮をとりました。自称、全知全能。自分に神に等しい役割を課していたといいます。

 

1951年、大統領トルーマンにより突然罷免され、帰国します。マッカーサーが、朝鮮戦争に関して原爆攻撃を進言した事が原因とされていますが、定かではありません。

マッカーサーは、正義と寛容と公正、を軸に物事を進めたといいます。
日本に来てから、トルーマンにアメリカに戻る招待を2度もらったがどちらも断り、確執が少しずつ生まれていきました。トルーマンは、前大統領ルーズベルトの病死により大統領になった人物です。

 

ルーズベルトのときから、マッカーサーは候補にあり、しかし明確に決まっていなかった。その流れのままマッカーサーを選出。マッカーサー自身も、65歳で最長老軍人として引退が見えていた。その時にもらった話で幸運だったと思っていたと。

神とおのれの良心の命ずる道として、占領目的の第一義を民主化においた。マッカーサーは若い頃から、人一倍優れた頭脳を持ち、学校成績も良く、軍でも昇進が早かった。最年少で少将、参謀総長等を務める。

 

ここまで経歴が綺麗で人格がまっすぐであったと知っている日本人はどれだけいるんでしょうね。人の記憶は風化し、綺麗に思いたいものは綺麗に、汚く思いたいものは汚く見てしまいがち。特に戦争関連は顕著です。歴史は語り継がれていくもの。常に学び直すべきものだなと感じました。みなさんもぜひ。ではではー