【ビジネス全般】稼ぎたければ、働くな 山田昭男
こんばんわ、読書くんです。今日はまあTheお金稼ぎたい!っていう人が手に取りそうな一冊w
【働かない人ほどよく考える】
著者はホワイト企業としてよくメディアに取り上げられていた未来工業の創業者、山田氏。
これ、タイトルだけ見ると、楽して稼ぐ、的な誤解を生みそうですが、全然違うんですよね(タイトルちょっとミスリードでは?笑)未来工業さんといえば多くの改善や発送の転換をすることで、働く時間を短くしながら、脅威の利益率を誇った会社です。そんな夢みたいな世界をどう作り上げてきたのか?働き方改革とか言ってる政府の人はもっとこの会社さんから学べばいいのに笑笑
■差別化とは常に考えること
まず第一に、本当に考え抜いてる?ってこと。ちょっとした工夫でも実際にそれを形にすることでプラスアルファの価値はいくらでも生み出せると。常に考える、当たり前の事を当たり前と思わず常になぜと考える、ということをどれだけ習慣化できるかだと。
これは良くも悪くも怠惰な天才に多いんですが、彼らって本当に手を抜きたい、楽したいしか毎日考えてないんですよね笑。ただサボりたい、ではなく、じゃあどうすればもっと少ない労力でより大きな成果をあげられるかを考え抜いているんです。きっとこういった前向きな怠惰がちゃんと社内に浸透しているんじゃないかなあ。
■必要なのはドアからノブを外す発想
ドアにノブがあるのは常識だと。その常識に何の疑いもなく、そのまま受け入れてしまうのが99%の凡人。常に考えて常識を疑う。常識に疑問を投げかけ初めて考える習慣が身につく。実際になくても困らないものがいっぱいある。そうしたものを疑うべき。
これも本質的すぎて怖いw。まあただなんでもかんでもいちゃもんつけて「自分は普通とは違うんだぜ」てきなドキュンもいますが(笑)、突き抜ける人って上記視点がすごい。ただこういう人ばかりではないからこそ、大手では社内異動をあえて複数回させると思うんですよね。その業務が当たり前になった人たちが、新しく異動してきた人から新しい目線をもらって、より改善が重ねられるように。
「稼ぎたければ、働くな」ではなくて、「稼ぎたければ、現状を疑え」のほうが、読書くんは好きだけどなあ。まあ良いタイトルになったとこで僕にお金はこないけど笑
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ではではー