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【ビジネス全般】なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか 山本崇雄

こんばんわ、読書くんです。今回は学業における育成についての一冊。ちょっと前回とは似てるけどジャンルがちがうやつですね。

 

なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか

なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか

 

 

【アクティブ・ラーニングとは何か】
著者は神奈川大学准教授の山本氏。

アクティブ・ラーニングとは、先生が一方的に講義するのではなく、生徒が積極的に考え学ぶ学習方法です。文科省がアクティブ・ラーニングを学校教育に導入すると明言しているように、近年非常に注目されている教育手法となっています。

教育の在り方を変える時に一番のネックになっていたのが大学入試です。しかし2020年に大学入試は変わる事になり、より思考力を求める入試に変わる。

特に英語試験に大きな改革があるのはご存じですかね?なんと、英検やTOEICなどの資格試験がそのまま大学入試に適用されるかもなのです!(というかほぼ確定かな?)。そこにはライティングやスピーキングなど、より深く学ばなければならない項目が入るようですね。英語好きな読書くんとしてはむしろ羨ましい改定ですw

教えない授業での講師の役割は、知識を分かりやすく教える、ではなく、問題解決の方法を支援する、ことです。教師はファシリテーターの役割になるということですね。アクティブ・ラーニングは手段であり、自立した学習者を育てることが目的なので、テスト範囲が教え終わらない、という事はなくなります。

山本氏いわく、教えるのが好きだから教える、は教師の自己満足だと言い切ります。山本先生が授業で大切にしているルール3つ。
①聞く、話す、読む、だけではなく、動いて助けを求めに行く。
②失敗を楽しむ。
③助けてもらったら、ありがとう、を言う。
教えない授業は主体性を育てる大事な手法だと読書くんは思います。本当の一流の人達(ただ勉強だけできる人じゃないよ)は大体が主体性が半端ではないです。職能や役職の垣根を越えて人を巻き込み、改革できる人たちです。そういう人たちはきっと幼少期からの教育が非常に重要になってきます。

教育の第一線にいる山本氏の金言、ぜひ実際に手にとって確認してみてください!

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ではではー